茨城県産コシヒカリの通販 10kg～
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コシヒカリは1956年に命名登録されたお米です。
漢字では「越光」と書き、北陸地方の国々を指す「越の国」と「光」を組み合わせて、「越の国に光かがやく」という願いを込めて命名されました。そして1979年（昭和54年）にはコシヒカリが作付面積第1位となり、日本を代表する品種として多くの方に親しまれるようになりました。
平成28年度による「水稲うるち米の品種別作付」の調査では、コシヒカリが「35.9%」を占めており、圧倒的な差で1位に輝き続けています。また、海外では日本食がブームになり、アメリカのカリフォルニア州でもコシヒカリの栽培が行われるようになりました。
コシヒカリは味と栄養のバランスが良く、「美味しいお米の条件が整っている」という特徴があります。
お米の栄養素は「アミロース」「アミノペクチン」「たんぱく質」で構成されており、コシヒカリはこのバランスがとても優れています。
日本人は粘り気の強いお米を好む傾向があります。しかし、粘り気を出すためには「アミロース」の含量は低くなければいけません。そのため、コシヒカリは日本人の好みに合わせるために、「アミロース」を抑えて粘り気を出し、弾力や甘み、香りを整えて上手くバランスを調節しているのです。
コシヒカリの魅力は独特な甘みと、強い粘り気にあります。
また、その他にも香りと艶、歯ごたえの柔らかさなど絶妙なバランスが取れているので、色々な料理に合わせることができます。
お米単体で食べた際にもコシヒカリ独特の旨味を感じることができるので、慣れてしまうと他のお米では物足りなく感じてしまいます。これらの理由によってコシヒカリは多くの方に親しまれ続けているのです。
コシヒカリはお米の味や香りが強いので、味の薄いおかずと合わせてしまうと、おかずが負けてしまいます。ですが、味の濃いおかずに合わせると素材の味を楽しみながら、お米の美味しさを堪能できます。
焼肉・ハンバーグ・唐揚げ・とんかつ・魚の塩焼きなどがコシヒカリと相性が良く、美味しく召し上がっていただけます。
また、コシヒカリは冷めても美味しいので、お弁当やおにぎりにもピッタリのお米です。
コシヒカリは圧倒的な人気を誇っているため、改良して更に良いお米を作れないか、日々研究されています。その中でコシヒカリと他の品種を掛け合わせて誕生したのが、「あきたこまち」「ひとめぼれ」「ヒノヒカリ」です。
これらはどの品種も人気のあるお米ですが、元々はコシヒカリを改良して育種されました。実はコシヒカリも最初から評価が高かったわけではなく、いもち病の耐性が低かったり、生産性が悪かったりと課題の多い品種でしたが、改良を重ねる毎によってどんどん良くなっていき、今では日本一のお米となったのです。
